http://www.so-net.ne.jp/antlers/

コラム

「鹿島らしさ」とは

投稿日:

鹿島アントラーズが強い。
今期のJリーグは残るところ2節となり首位を走っているのは鹿島アントラーズ。
2位に勝ち点差4をつけ、優勝、そしてJリーグ連覇達成まであと少しのところまできている。

鹿島が強いとテレビ中継の解説者やコメンテーターはよく「鹿島らしい」というコメントをする。
「鹿島らしい」って一体なんなんだろう??
鹿島がウノゼロで勝ったら「鹿島らしい」のか?鹿島が重要な一戦で勝ったら「鹿島らしい」のか?
なんとなく感じる解説者たちの「鹿島らしい」が、浅いコメントな気がしてならないので、少しだけ「鹿島らしさ」について考えてみた。

「鹿島らしさ」を知るには鹿島の歴史を知らないといけない

鹿島サポーターなら鹿島アントラーズがどうやって「常勝軍団」と言われるようになったかはご存知だと思う。
それは「プロミスリング~鹿島アントラーズ物語~ [VHS]」で映像化されている通り、小さな街にジーコというサッカーの神様が来ることがから始まるが、一番大切なことは鹿嶋市という小さな街にあるクラブだということだ。
鹿島アントラーズのホームタウンは広域化が認められ鹿嶋市をはじめとした5市で構成されているが、その人口は30万人にも満たない。
それは首都、東京のクラブであるFC東京と比べると50分の1程度だ。

そんな小さな町の、サッカーもあまり知らない、ジーコのことすら知らない人々をお客様としてスタジアムに足を運んでもらう為に必要なこと。
それはただ一つ、「勝つ」ことだった。

とにかく「勝つ」。
それだけが鹿島アントラーズというクラブが存続し続ける唯一の道だったと思う。
いや、"だったと思う"という表現はおかしい。
"今でも"そうだ。

すべては試合に「勝つ」ことから逆算される

ウノゼロで勝ったら「鹿島らしい」のか。
それは違う。
勝ちにこだわった結果がそうだっただけだ。

最近よく聞かれる「自分たちのサッカー」という言葉。
パスをたくさん回して、華麗にゴールを決めたらそれは観ている人もやっている選手も楽しいだろう。
実際、浦和レッズや川崎フロンターレを鹿島ウォッチャーも見ることがある。
特に風間監督時代の川崎フロンターレのサッカーは観ていて楽しかった。
では、サポーターになるかと聞かれたら、答えは「ノー」だ。
川崎フロンターレを否定するつもりは全くないが、やっぱり勝負は最後に勝たないと面白くない。
最後に勝つから鹿島が好きなのだ。

鹿島の選手も試合に「勝つ」ことに集中してる。
それは言動から見て取れることで、誰が点を決めようがクラブが勝てばそれでいい。
新人の選手も移籍してきた選手も鹿島に入ると自然とそういった言動をするようになる。
新人の選手が「全てのタイトルをとるのが目標」と当たり前のように口にするクラブは鹿島くらいだ。

先日のルヴァンカップ決勝で、柿谷選手が交代後にベンチに戻らず裏に下がったという記事を見た。
信じられなかった。
クラブの勝利を目指す試合で、ましてやタイトルが掛かった舞台で、自らのパフォーマンスの出来なんてどうでもいいのではないか。
クラブが勝つ為に全力を尽くし、戦術や試合の流れによって退いたのであれば、ベンチで最後までグラウンドで戦っている仲間を鼓舞するのが当たり前ではないか。
結局柿谷選手がこの試合で欲しかったのはタイトルなのか、自己満なのか分からない。

鹿島には誰1人このような行動をとる選手はいないと思う。
昨年の大事な試合で、途中で退くことになった小笠原選手が悔しさを抑えきれない表情でグラウンドを後にした。
そして彼はベンチに座ることなく、グラウンドで戦う仲間に声を掛け続けていた。
小笠原選手がそうなのだから、他の選手が裏に下がるわけがない。

鹿島はクラブ創設から「勝つ」ことにこだわってきた

最近色々なクラブで「結果を求めて」「勝たないと意味がない」というコメントを聞く。
そんな当たり前のことを鹿島アントラーズはクラブ創設から当たり前にやってきた。
その結果が19冠という圧倒的なタイトル獲得数となっている。

そして、20冠目も目前に迫っている。

タイトルが掛かった試合であろうがそうでなかろうが、「負ける」ということへの絶対的な拒否感。
クラブは当たり前に目の前の試合を勝つことに全てを掛ける。
負けてしい試合なんて存在しない。
そしてサポーターもクラブが勝つことを求めつづける。

それが「鹿島らしさ」だ。

鹿島ウォッチャーは、そんな鹿島アントラーズが100年後も変わらず強く有り続けていることを願い、行動し、応援したい。

 

関連リンク

-コラム
-

Copyright© 鹿島アントラーズ全力応援サイト【カシマアンテナ】 , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.