コラム

先日のブラジル戦の日本代表ならシンプルに去年の鹿島の方が強いという話

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先日行われた親善試合の日本代表対ブラジル戦。
見ていて思った。
「この代表よりは鹿島の方が強い」と。

この話は色々な人があーだこーだ話したりもすることかもしれないし、そもそも代表とクラブは違うから比べられないなんていう人もいるのかもしれない。
しかし、鹿島ウォッチャーは同じ「サッカー」というスポーツをしている以上、どっちが強いかは語れると思っている。

まずは比べる条件を整理

①比べるのは先日の対ブラジル代表選の日本代表と、昨年のCWC決勝レアル・マドリード戦の鹿島アントラーズ

②チームの熟成度とかは無視
チームの熟成度が違うという方もいるかもしれないが、それが理由で弱いならそもそも熟成に時間がかからない方法やればいい話。
実際ドイツはレーヴ監督が長年代表チームを率いて、やり方もそこまで大きくは変わっていない。

③判断のポイントは昨年のCWC決勝レアル・マドリード相手にどこまでできるかという所。(鹿島は2-2で延長に入り、結果2-4で敗戦)

ブラジル戦の日本代表について考えてみる

先日の親善試合の日本代表戦は見ていてがっかりした。
このチームは今現在どこの過程にあるのだろうか?
選手を試す時期?ある程度チームとして固める時期?まったくわからなかった。
そして明確な戦術がわからなかった。前から行ってそのまま早い攻撃をするのか、引くのか。後半からは前から守備していて、それがブラジルのボール回しを窮屈にしていた印象はあるが、それが戦術であれば常にビハインドだった状況で少しでも引いた時間帯があったのはよくわからなかった。
そしてブラジルのようなトップレベルのチーム相手に大迫を1TOPにおいてボールを収める今までの戦術が通用しないということがはっきりした。

これは大迫がどうこうの問題ではない。大迫がブラジル相手でもしっかりとボールを収めれるのであればそれはいいのだろうが、そんな選手世界で探しても数人だろう。それを大迫に強いるのは違う。
今まで日本代表はこの戦術で戦って来た。それがブラジル相手にまったく通用しなかったのはショッキングなのではないか。
そもそも最初からブラジルレベルの相手には勝つ気が無いのなら話は別だが、そんなわけはないだろう。
W杯ではグループリーグ突破はもちろん、ベスト16という過去最高成績以上を狙っているだろう。
だとすればブラジルレベルの国はグループに必ず1チームは入ってくるし、ベスト16を超えるのであればそのレベルの国相手でも勝てる可能性を示さなければならない。
正直先日のブラジル戦は10回やって1回でも勝てる可能性があっただろうか。
それほどの差を感じた。
もちろん選手の個々のスキルの差はあるだろう。
でも日本人は組織で戦うことができる。それは日本の長所だと思う。
そういう意味では個々のスキルの差はあっても、その差を感じさせないようなチームとしての戦いを示さなければ勝てる可能性は感じられないだろう。

では先日のブラジル戦の日本代表が、昨年のCWC決勝のレアル・マドリードと試合をした時、勝てるだろうか?
答えは明確で、「否」だ。
先日のブラジル戦はあくまでも親善試合であり、ブラジル代表のメンバーを見てもベストメンバーとは言えなかった。
それに比べてCWC杯決勝という舞台は当たり前だが公式戦であり、レアルのメンバーもほぼベストメンバーだったと思う。
もちろん小笠原や昌子がいうように途中まではレアルが全力を出しているとは感じなかった。
それでも個々の能力差は日本代表とブラジル代表よりもあったであろう中、チームとしては十分やれていた。
※結局は強烈な「個」であるクリスティアーノ・ロナウドにハットトリックを許して負けたのだが。

日本代表と鹿島、どっちが強い?

先日のブラジル戦の日本代表とシンプルに比べるならば、日本代表と鹿島が10回試合をしたら6回は鹿島が勝つだろう。
その理由は、鹿島の方が「サッカー上手い」ということ。
鹿島は相手なりの試合をすることができる。
引くところと行く所をしっかりと判断し、どんだけ押し込まれたも最終的に相手よりも1点多く点を取ることに長けている。
その「サッカーの上手さ」で先日の日本代表レベルの相手なら十分にやれるだろう。

そして、鹿島には金崎がいる。
先日の日本代表のDF2人の出来では金崎にかなり手を焼くだろう。その結果おそらく鹿島の「誰か」が得点をすると思う。
得点を取るのは誰でもいい。
それも鹿島だ。

そして鹿島には昌子がいる。
日本代表の1TOPの大迫はスーパーな選手だ。その実力は鹿島サポーターなら120%理解している。
そんな大迫でも、鹿島の昌子を中心とした「組織」の守備には苦しむだろう。
ブラジル戦の様に孤立した状況になる可能性がある。

そしてシンプルに、先日のブラジル戦での日本代表では、CWC決勝のレアル・マドリード相手に延長戦にすらならずに負けるだろう。

そう考えると、やはり鹿島の方が強い。そう思う。

まとめ

最後にもう一度言っておくと、同じ「サッカー」というスポーツをしてる以上、代表とクラブは比べられないということは”ありえない”。
比べられない理由が「成熟度」ならば、成熟度がすぐに高まるようにすればいい。
それはドイツのように同じ監督でサッカーをやり続けるか、昔の代表の様に同じチームの選手をより多く召集するとか、方法はあるだろう。
スポーツは違うが「東洋の魔女」と称された昔のバレー日本代表女子チームはほぼほぼ同じチームの選手たちだったと思う。
まさしく成熟度で勝ち取ったメダルだ。

そう考えれば「成熟度」を得るのが難しいからクラブの方が強いという論理は間違っている。

これは余談だが、日本サッカー協会のやり方にも疑問がある。
W杯が終わる度に名ぜ違ったタイプの監督を連れてくるのだろう。
日本人の特性は変わらないし、日本人の長所はやり続けられるということだと思う。

だとすれば、どんだけW杯で結果が出なくてもその特性や長所を100%活かせるサッカーを見つけ、それをずっと継続するべきだと思う。
それによるメリットはたくさんあるだろう。

そしてこれは小言でしかないが、デュエルデュエルというけれど、フィジカルの強さは大切にしつつも、日本人が目指すべきサッカーは技術と俊敏性とハードワークを活かした相手に触れさせないようなサッカーなのではないか?
どれだけ鍛えても、どれだけデュエルしても、相手が相手ならフィジカルで勝つことは難しいのだから。

そうでなくても日本人はかねてから勇敢な闘う気持ちを持っている。

日本代表と鹿島だったらどっちが強いだろう?
そんなことを考えなくていいくらい日本代表には強くあって欲しいし、誇りであって欲しいと思う。

 

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