柴崎岳が語るスペイン移籍の経緯…リーガで自身が担う大きな責務とは?
Getty Images
柴崎が自身の口で移籍の経緯や、日本人選手としてリーガでプレーする意義を語った。
ヘタフェのMF柴崎岳がリーガ公式のインタビューに応じ、スペイン移籍を選んだ経緯を明かした。
9月に行われたバルセロナ戦で負傷したものの、復帰が間もなくとなっている柴崎。鹿島アントラーズ時代にはレアル・マドリーからゴールを奪い、ヘタフェでの初ゴールはバルセロナから挙げた鮮烈なボレーとなった。“ジャイアントキラー”との呼び声もある中、柴崎は強豪からの成功体験が貴重な経験になっていると説明する。
「もちろん毎試合どんな相手でもゴールを決めたいと思ってプレーしています。その2チームから点を取れたことはもちろん良い経験にはなっていますし、自信にもなります。それを持ってこれからもそういった数多くのチームから点を奪いたいと考えていますね」クラブ・ワールドカップでレアル・マドリーから2ゴールを挙げ、柴崎は一躍時の人なった。当時はブンデスリーガのクラブからオファーがあったとも伝えられたが、スペインでのプレーしか頭になかったという。
「ドイツでプレーしようってあまり考えてなかったんで。前からスペインでプレーしたいと考えていましたし、チャンスがそこにあったので、2部でしたけどしっかりチャンスをつかんで1部でプレーしたいというビジョンを持ってその時は決断しました」
エイバルの乾貴士とともに、日本人として世界最高のリーグでプレーすることを「誇りに思う」と話す柴崎は、アジアのレベルを上げるという責務を担っていると自覚する。「アジアもサッカーのレベルを世界の中で上げていかないといけないと思いますし、ワールドカップではなかなかアジアは成績を残せていないので、日本のみならずアジア全体でサッカーのレベルを上げていくことが必要だと思うので、そのきっかけというか、エイバル戦もそうですけどこれからもそういったところに手助けできるようにしたいな、というふうに思ってます」
「これから日本人選手がリーガに入って来てどんどんプレーできるように僕らも日本人の価値を高めなきゃいけない」とも話し、大きな責任を担っていることを認める柴崎。ピッチ上で責務を果たせるかどうか注目したいところだ。
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柴崎選手のリーが公式でのインタビューがGOALで掲載されています。
海外移籍するならスペインでという気持ちがあったんですね。
今現在スペインでプレーしていることを「誇りに思う」と話していますし、移籍直後の体調不良や今回の怪我など色々と大変なこともありましたが、柴崎選手自身とても充実しているんでしょうね。
「これから日本人選手がリーガに入って来てどんどんプレーできるように僕らも日本人の価値を高めなきゃいけない」とコメントするあたりは自分の才能ゆえの責任感を感じます。
私たち鹿島サポーターとしても、これからの柴崎選手のスペインでの成功を見守り続けたいですね!
頑張れ岳!!